第3章 Destiny3
ふふっ…可愛い…と同じカウンターに座りながら思わず手を伸ばし、頭を撫でると
頬の赤みが少し増した気がした。
「あーーー!!!ルフィ!てめェッ!なにイナギに色気使ってやがる!!!」
『…は?』
ルフィを挟んで隣に腰掛けたシャンクスが叫びながら、頭にのせていたイナギの手をどかす。
「な、なんだよシャンクス!いきなり何すんだよ!!」
イナギに撫でられ何て優しくて暖かいんだろうと気持ちよく思っていたのに
いきなりの事に驚くルフィ。
何故かギャーギャーと二人の言い合いが始まってしまった。
「お頭、何やってんだ…落ち着けよ…」という後ろのテーブル席に座るため息混じりのベンの声
「だってだって!ルフィがッ!!!」
と、子供のように訳の分からない理由を述べ出し、
ベンの方に意識が向いたシャンクスの隙をつき
「なぁ、イナギ!お前、海賊なのか?シャンクスの船に乗ってんのかッ?!」
キラキラした目で矢継ぎ早にルフィが質問をしてくる。
「あ、コラ!てめェ…ルフィ!イナギは俺と話するんだ!お前はマキノやベン達に相手してもらってろよ!!」
「ムッ……何でだよ!おれはイナギの話が聞きてェんだっ!!」
シャンクスとルフィはまたもやギャーギャーと
子供のように(片方は本当に子供なんだけど…)立ち上がり言い合いを始めてしまった・・・。