第3章 #1.5~Beyond that screen
近侍 薬研藤四郎の場合
「12時過ぎたみたいだぜ、こんのすけ」
『そうですね、では準備に取り掛かりましょう!』
生憎大将は席を外したみてぇだ、戻ったら驚くだろうな。
「あ、始まるんだね、いよいよ」
「燭台切の旦那」
「楽しみだなぁ、カッコ良く登場したいよね」
それだけ言うと主に何をご馳走しようかとニコニコしながら台所へ向かって行った。
「ところでこんのすけ、これってどれ位かかるんだ?」
『そうですねぇ、向こうの時間で明け方には終わるかと』
…って事は4~5時間で終わるのか。
大将、さっき第3部隊を10時間の遠征に出してなかったか…?
一番最初に選ぶ刀剣男士の加州の旦那が組まれてたな…
誰よりも大将に会いたがってたのに…なんて間の悪い…
「加州の旦那には悪いが俺っちも楽しみにしてたしな」
せっせと小さな身体で結界の様なものを準備しているこんのすけを手伝おうと近付いた。
「俺っちも手伝うぜ、なんか出来ることあるかい?」