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6帖1K本丸ライフ(風呂トイレ別)

第8章 #5~Beware of white crane!


「………」

誰かが服の裾を引っ張るので振り返ると、小夜ちゃんが立っていた。

「ん?どうしたの?」
「……一緒にご飯、食べたい」

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛」

あまりの可愛さに変な声が出てしまったが小夜ちゃんは特に気にしてはいない様子でわたしの手を引いて自分が座っていた席に案内してくれた。

「宗三さん、食べてますか?」

小夜ちゃんの向かいに座っていた宗三さんに話しかけてみた。

「貴方に心配されなくても食べてます」

んー、想像通り過ぎてこの先どうしていいか…
この手のキャラって身の回りにいないからどう接して良いのか分からないんだよな…

「貴方こそ、ここにいる刀剣全員の面倒を見なければいけないのは分かりますが」

ん!?彼なりに気遣って…いるのか…?
言葉の続きを待ってみることにする。

「先程からあまり食べているようには見えませんね?」
「そ、そうですかね…」

みんなと話すのに夢中で確かに食べていなかった気もするけど、宗三さん見てたのか?

「…これ、美味しい」

小夜ちゃんが煮物を取り分けてわたしの前に置いてくれる。可愛すぎてわたしの体が消し飛んでしまいそうだった。わたしここにいて良いのか…!
こんなに幸せで良いのか…!!!

「小夜ちゃんがよそってくれたものは100万倍美味しいよう…美味しいよう…」

「…これからもご飯が一緒に食べられるの…嬉しい…」
「!!!!!」

よし決めた、君を一生かけて幸せにしてあげよう。
もう復讐の為に刀を振るう事が無い様に…!
そう思うと身体が自然に小夜ちゃんをぎゅうっと抱き締めていた。小夜ちゃんは一瞬びっくりした表情を見せたけど恥ずかしそうに笑ってくれた。

「お小夜、良かったですね」

宗三さんも心なしか嬉しそうだった。


「………」


「主ー!こっちこっちー!脇差組は寂しい思いをしてるんですけどー?」
「…兄弟だけだろ」

短刀達のすぐ隣で鯰尾くんに呼ばれた。
小夜ちゃんにまたね、と告げてそっちへ向かう。

「さ、飲んで飲んでー!」

手近のグラスにお酒を注がれてしまった。

「…あんた、酒は平気か」
「酒豪じゃないけど大丈夫、ありがとう、骨喰くん」

「酔っ払ったら熱くなるね…体温のことだよ?」

いつの間にか隣に座っていたにっかりさん。
ちゃっかり青江…こっそり青江?
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