第8章 #5~Beware of white crane!
歌「主、食べてるかい?僕達の料理は口に合うかな?」
「はい、歌仙さんと燭台切さんのご飯、すっごく美味しいです」
歌「それは嬉しいな、食べたいものがあったら言ってくれれば作ってあげられるからね」
燭「そうそう、君が普段食べてる料理も教えて欲しいかな、献立が増えるし」
燭台切と言うか、食材…いや、何でもないです
本当にお料理が好きみたいで、現世(と言っていいのか)のお料理が気になっているらしい。
今度本丸のタブレットにクッ〇パッドでも入れておこうかな?
「主!そろそろ自分の席に戻ってきたらどうだ?」
そう声がして振り返るとニコニコしながら手招きをする鶴丸さんがいた。
「あ、はぁ…」
「俺だって寂しいんだぞ?」
まだ始まったばっかりだからちびっこ達のところにも行ってあげたいんだけどなー…なんて思いは彼には届かなかったようで。
「主、飲んでないじゃないか」
「ご飯が美味しくてお酒飲むと食べられなくなっちゃうかなーって」
「光坊の料理は最高だからなぁ、分かるぞー」
「でも…俺としては酔ったきみを見たいんだがな」
うわ。これもまたあかんやつや。
私だけに聞こえるように、耳元でこっそり。
「も、もう!そういう事は言わないでください!」
なんだ、なんでこの人(?)こんな積極的なの!?
もしかして、アレが原因?まさか…いや…うーん…
「あるじさまーーー!」
今剣が短刀達の席で手を振っている、助かった!
「ちょ、ちょっと行ってきますね!」
「あっ、きみ…!全く、恥ずかしがりだなぁ」
ハイパーポジティブ。
「主君、こちらへ!」
前田くんが席を空けてくれる。
短刀達のテーブルは天国かな?
みんな目がキラキラして可愛い、可愛過ぎてわたしは爆発しそうだよ…
「あるじさま、これ、美味しいですよ」
丁寧にお皿に取り分けてくれる五虎退。
あぁ、癒し!
生まれてきてくれてありがとう!!!
「ありがとう、五虎退ちゃん」
もっふもふの髪を撫でてあげると嬉しそうに目を細めて照れながら笑ってくれた。その笑顔の尊さに蒸発しそうだったけどグッと堪える。
「みんなもたくさん食べるんだよ?いーっぱい食べて、大きくなろう!」
『はーい!』
あああああああなんて可愛いんだ君達はああああああ
顔がだらしなく緩むのを感じて慌てて隠した。
