第7章 #4~I need surprises in my life
大騒ぎの内に終えた朝ごはん。
それぞれが食器を下げて部屋に戻る者、広間でお喋りしている者もいる。
「あるじさまー!」
今剣が駆け寄ってくる。
遊ぼうって話をしていたな。
「これからどうなさるんですか?」
「い、一緒に…遊びませんか…?」
五虎退がモジモジしながら声をかけて来た。
可愛くて爆発しそうなんだが…!!!
良いよ、って喉まで言葉が出かかっていた。
「主様!よろしいですか!」
こんのすけが目の前にちょこんと現れた。
「これから就任の儀に入って頂きます!」
そういや巫女服のままじゃないか…
今の今まで忘れてた…
乱「あるじさんと遊べないのー?」
前田「これから大切なお仕事なんですね」
「そうみたい、ごめんね、みんな」
秋田「終わったら遊べますか?」
うん、今すぐにでも遊びたいよ。
「こんのすけ、どうかな?」
「うーん、今日はこの後本丸内部の説明、鍛刀、刀装の作成、そして内番の…」
こんのすけが今日のスケジュールをざっと説明してくれた、今日はどうやら解放されるのが夕方らしい…
小夜「…それじゃあ、今日は忙しいんだね」
あまり感情を表に出さない印象だった小夜ちゃんがものすごくしょんぼりしていてこっちが泣きそうである。
「うぅ…ごめんね、みんな…」
鯰尾「みんな、俺と遊ぼう!ほら、兄弟も!」
骨喰「…俺もか」
乱「鯰尾兄さんすぐ馬糞投げるからやだー」
おい、それは流石にやめてやれ
鯰尾「今日は部屋で遊ぼう!な?」
骨喰「とらんぷがあるぞ…双六も…」
まだ不満を漏らす短刀達を連れて広間から出て行く二人、お兄ちゃんなんだな…助かるわあ…
「じゃあ、あるじさま!おしごとがんばってください!」
今剣が手をぶんぶん振って広間から出て行く、それににっこりと笑いかけて見送ったわたし。
あーあ、遊びたかったなあ…明日からはめいっぱい甘やかしてあげよう…!
「すっかり兄弟達に気に入られたな、大将」
「一安心だよ…」
「じゃあ、早速移動するか」
薬研くんとこんのすけに先導され、連れてこられた最初のお部屋。
内装は至ってシンプルと言うか、神棚のような所に刀が飾られている以外は何も無い。
「ここは?」
「ここで就任の儀を行います!進行はわたくしめがさせて頂きますので、近侍の薬研藤四郎様と主様はそこに座ってください!」
