第6章 #3~Greeting to everyone
「なんじゃなんじゃあ、おまんらもうそんなに仲良しなんか?」
ニヤニヤしながら背後から現れたのは
「陸奥守の旦那」
「やっ、あ、あの、その…!」
想定していたものと180度違う顔合わせに軽くパニックになってしまう。
「俺っちは長いこと大将の近侍をしてるんだぜ?仲良しに決まってるよなぁ?大将」
しれっと恥ずかしい台詞を吐く薬研くん。
それ(近侍が長いの)は否定しないんだけどそんな堂々と…
五虎退「あ、あるじさまだ…!」
歌仙「本当だったんだね…!」
席に着いていた者もそうでない者もみんな大将の前に集まってきた。
前田「主君!精一杯、お仕えします!」
秋田「これから一緒に遊べるんですね…!」
ちびっこ達が集まって来てプチ天国。
愛染「今日は祭りだな!」
乱「わーい!ぱーてぃー!」
今剣「よろしくおねがいします、あるじさま!」
それなりの覚悟をしてはいたけど、短刀達の無邪気さを目の当たりにして昇天しそうだった。
にっかり「これから楽しませてもらうとしよう…本丸生活の事だよ?」
骨喰「…よろしく頼む」
鯰尾「主!会えてすっっっごく嬉しいです!」
脇差組、骨喰くん以外妙に距離が近い。
ちょっと後ずさりしてしまった。
「さ、主も座んなよ!朝ごはん食べよう」
「俺が主の隣だからね!?安定でも抜けがけは許さないよ!?」
仲が良い故、言い争いが耐えない二人を見て思わず吹き出してしまう。
鳴狐「…」
お付の狐「鳴狐も主殿に会えていたく喜んでおります、さあさあ席にお着き下さい!」
打刀達に促され、広間に足を踏み入れた。
宗三「貴方が主ですか、これからしっかり働いてください?」
蜂須賀「俺をもっと輝かせて欲しいものだな」
山姥切「…何故戦闘装束なんだ」
なかなか濃い打刀達…上手く扱えるのかしら…
「さあさあ主!!!こちらにどうぞ、このへし切長谷部、誠心誠」
「はじめまして、って言うのも違うかな、燭台切光忠だよ、改めてよろしくね」
絶妙なタイミングでカットインしてくる彼。
されるがままに席に着くと、目の前に美味しそうな朝ごはんが用意された。
「僕は歌仙兼定、さぁ主、朝餉にしよう」
燭「ほら、みんなも席に戻って、配膳当番は誰だったかな?」
「あー、俺っちだな、悪ィな大将、ちと離れる」
忘れてたかもしれませんが、まだ手を繋いでいたんです。
