第8章 通じ合った2人が願う事。※R18
軍議に参加し、その後色々難しい話もあったが、三成がわかりやすく隣で説明してくれたおかげでなんとか付いていくことが出来た。
「はぁー。なんかどっと疲れたな…」湯浴みを済ませ、天守へと戻り、鏡に向かって一人髪の毛をとかしながらつぶやく。
(私が戦場に行くなんて・・・。)
自分が襲われるかもしれない不安と、戦場に行くことへの不安と合わさり、心が押しつぶされそうになった。
こんな時に信長様がそばに居てくれたら・・・
そう思っていた矢先、、、
「そんな湿っぽい顔して何をしている。」
「の、信長様・・・///」
頭に思い描いていた人が実際に目の前に現れ、嬉しさと驚きで声が上ずってしまった。