第26章 信長様生誕祭~指令・サプライズパーティーを遂行せよ!~
歌恋side―
薄暗い中でも私が信長様を求め、感じてしまってるのではないか…、もっと…と求めてる分かってしまうのではないか…そう感じさせるほどに信長様の唇、吐く息、身体を滑らせる指、体全てから熱を感じ、その熱から愛が伝わってくる。
「ぁん…」
着ていた寝着の併せを開き、肌が顕になる…。
信長様はいつも顕になった肌を、身体全てを唇を這わせ、時より自分のモノだという、瞳と同じ色のシルシを付けていく。
初めて繋がったあの日…、怖いという気持ちを、ガチガチに固まった私の心をまるで絡まった糸を解すように、はじめはゆっくりと、丁寧に…。
普段の様子からは思いもしないだろう…。
こうやって徐々に信長様によって溶かされて行く。