第26章 信長様生誕祭~指令・サプライズパーティーを遂行せよ!~
子ども達から贈られたものは信長の大好きな金平糖入れる壺のようなものが贈られた。
信長の瞳と同じ色の紅を基調にしながら、金平糖が取りやすく掌に治まる形、サイズを歌恋もさりげなくアドバイスを入れながら世界でたったひとつの金平糖入れを作ったのだった。
それからケーキを取り分け、日がくれる前に会はお開きになった。
安土城―
「子ども達ねちゃいましたね。」
「あぁ、湯浴み中も興奮してからな。」
「ふふ、そうですね。今日は4人で並んで寝たいだなんて。本当にたのしかったんでしょうね。」
子ども達の寝顔を二人でみつめ、信長が舞桜と時陽を、歌恋が天音と結人の額を優しく、愛おしそうに撫でた。
「朝も早かったから疲れたのだろう。」
二人で四人の子どもに優しく額に口付けをし「おやすみ」と声をかけ子ども達の部屋をあとにした。