第26章 信長様生誕祭~指令・サプライズパーティーを遂行せよ!~
しばらくして、佐助が歌恋の元へ申し訳なさそうな感じでやってきた。
「ラブイチャ中申し訳ない。」
「っ……////さ、佐助くん……///」
「歌恋さん、そろそろあれを……」
と歌恋に耳打ちしてきた。
「もうそんな時間?
じゃぁ、そろそろお願いします。」
「分かった。」
佐助が歌恋のそばを離れ、幸村と光秀に合図を送ると流石は忍び。あっという間に姿を晦ました。
「信長様。ちょっとここで待っててくださいね。準備があるので。」
「あぁ。分かった。」
「待っている間に少しは料理も食べてくださいね!」
着ていたウェディングドレスの裾を少し上げ、母屋の方へと消えていった歌恋の後ろ姿からして何か愉しいことを考えてるのだろうと信長にはすぐに予想はつき、信長も次に何が起こるのかワクワク感があった。