第26章 信長様生誕祭~指令・サプライズパーティーを遂行せよ!~
そして当日の朝。その日は早朝から以前歌恋が使っていた部屋で子ども達と最終的な確認をしていた。
「いい天音?お父様が広間に入ってきたらこの文を渡すのよ。」
「はい!かあ様!」
「結人は音羽屋でお父様が例のものを受け取ったらこの文を渡すのよ!」
「はい!母上!」
「お母様、私はどうしたら良いの?」
「舞桜は私と一緒に手伝いをお願いね。」
「はい!」
「あと、必ず、お父様に会ったらご挨拶をちゃんとするのよ?きっとまたご自分の誕生日を忘れていると思うから。」
子ども達「はい!」
(これで信長様の誘導は大丈夫なはず・・・。時陽はまだ眠ってるから女中さんたちにお願いして信長様と一緒に来てもらえば大丈夫だし・・・)
音羽屋へは前もって信長へのプレゼントを託してあり、信長がそれを受け取り、結人から渡された文に書いてある場所へと来るようにすれば問題無いけど・・・素直にその場所へ来てくれるか・・・少し不安な所もあった。
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その頃信長と時陽は・・・