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イケメン戦国~あなたに恋して~

第26章 信長様生誕祭~指令・サプライズパーティーを遂行せよ!~


信長の姿を見つけるなり思い切り飛び込む時陽をひょいと受け止めて抱き上げ、腕に乗せる形で支え、顔を見ると女中達が申し訳無さそうに頭を下げた。


「申し訳ございません!朝早くから目を覚まされた為に持て余されて・・・」

「また女中達を困らせてたのか。」

「へへぇー!」

2歳間近になり、上に兄弟が居るためかますます活発になり女中達が手を焼いている。
結人が大人しかった分、あまりの元気の良さに歌恋ですらも手を焼くことがある程だが・・・
(全く誰に似たんだか・・・)


上の3人とは少し年が離れているためか、目に入れても痛くない程可愛い。

双子の天音が誰に似たのかお転婆が過ぎ、弟の結人を巻き込んでイタズラをよくする。ただ、人を惹きつける力がある。そして結人は少し身体が弱く大人しいが、三成と良く一緒に書物を読んだり、政宗と遠乗りに出かけたりと織田家の長男として努力家でもある。

長女の舞桜は母によく似ていて俺にはもったいない程の素直で可愛い。おそらく歌恋が幼い頃はこのような姿だったのだろうと思う程に良く似ている。
まぁ嫁にはすぐにはやらんがな。

そんな三人のあとに生まれてきた時陽は元気があまり余る程で、どちらかと言えば天音に似ているのか・・・。

「朝餉を食べたら時陽と出かける。馬はいらん。」

そういうと女中達は一斉にあたまを下げすぐに朝餉の支度にとりかかり、父子2人で食事を食べた後に指定された『音羽屋』へと出かけた。

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