第22章 歴史は繋がれていく~新しい生命と日常~
何事も無く信長の居ない一日目が、終わろうとしていた。
それから5日日後
信長の案で今日は家族で城下へ出かける事になった。
「信長様?どうして急に城下へ行くなんて・・・?」
「あぁ、たまには妻や子ども達とこうやって出かけるのも悪く無いだろう。」
「そうですけど…。」
「お前が前に言っていた『家族さーびす』とやらをしないと子ども達にも嫌われてしまうだろう。」
「分かりました。じゃたっぷり家族サービスしてくださいね。」
「舞桜、天音、結人城下へ出かけるぞ!」
天音「やった!お出かけ~お出かけ~」
舞桜「お父様、新しい髪飾りつけていってもいい?」
「構わん。新しいものをいくらでも買ってやる。」
結人「新しい書物あるかな!南蛮で売られているのとか見てみたいな!」
「ふふ、子ども達も嬉しそうだし、よかったですね、信長様。」
それからすぐに支度をして家族5人でのお出かけを楽しんだ。
(父親に話しを付けたことは今頃きっと知らせが届いているだろう。あの女は何するか分からん。城から離した方が良い。)
信長は城を開けた5日間、神月家に行き妾の話しと領土の件も断りを入れ、千姫には早急に屋敷へと戻るように報せを出すように話を付けていた。
その頃城では・・・