• テキストサイズ

イケメン戦国~あなたに恋して~

第3章 武将達のそれぞれの思い…と久しぶりの再会


〈家康視点〉

歌恋が傷を負い、手当てをしてから何か俺の心にざわめきたつものがあった。
たかが刀傷。

でもなにか違った。

刀傷を負ったのは武将でもなく、女。

初めてあったあの日に手当てした後で向けられた笑顔。

歌恋の周りだけ明るく光がさしたように、いや周りだけ明るくなったように見えた。


それから心の中に歌恋のあの笑顔が住み着いた。

俺の天邪鬼の心を揺さぶって仕方ない。


多分、と言うかもうすぐ来る。
足音を立てないように来るけど、俺にはその音すらもハッキリと聞こえてくる。


なんか楽しみにしてる俺もいてなんか変な感じ。

500年後からきたとかいうのはどうでも良い。


どっかのお姫様じゃなくても関係ない。


あの、あの笑顔を見ていれば俺は満足だった。

たった3日なのに。なんか世界が変わるってこういうことなんだろうな…となんだかハッキリとしていた。
/ 343ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp