第22章 歴史は繋がれていく~新しい生命と日常~
信長の少し早い誕生日祝いの宴から数日後。
今日は信長の誕生日。
「信長様・・・、お誕生日おめでとうございます。私と舞桜を愛してくださってありがとうございます…」
「歌恋・・・起きておったか。これからも俺は歌恋や舞桜、産まれてくる子達を愛し続ける覚悟しておけ。」
「はい。もちろんです!」
朝早くこんなやり取りをしてから数刻後・・・、
「信長様、おめでとうございます。」
「信長様。お誕生日誠におめでとうございます。」
諸大名などが祝いの挨拶に来ていた。
基本的にこういう時は、上座に座り肘掛にもたれ信長はほとんど話さない。
献上品については秀吉、三成の目に触れてから信長の元へ行く。
最近は信長の変わりように娘を側室に!や、舞桜を許嫁にさせてください!などの話もちらほら出てくるように。
歌恋の事になると立派な贈り物も届くことも・・・。
昼をまたいで挨拶は続いた。
夜は大規模な宴会が予定されている為、妻や娘に会えるのは寝た後の予定。
一通り挨拶が終わり、秀吉、三成と献上品などの確認をしていると廊下から家臣達がさわぎだした。
「何の騒ぎだ。」
秀吉が廊下へといくと・・・