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イケメン戦国~あなたに恋して~

第22章 歴史は繋がれていく~新しい生命と日常~


時は更に過ぎ、舞桜は2歳の誕生日を迎えた。


安土城では舞桜の誕生祝いの宴が開かれていた。

いつもは上がらない上座に、晴れ着を着て、髪の毛を結い、ジャラジャラと揺れる髪飾り、少し化粧して歳よりもやや上に見えるほど。

母親譲りの色白で、大きな瞳、栗毛色よりも明るめの細くて柔らかい髪の毛。

信長だけでなく、武将達も誰よりも舞桜が一番日ノ本で可愛い姫だと思っていた・・・。


政宗「しかし、歌恋。お前のお腹かなりでかくないか?」
宴の席で久しぶりに会った政宗が声を掛けてきた。

歌恋「本当にそうなの。双子らしくて、かなり出てきたの。だから舞桜の事もあんまり抱っこ出来なくて・・・」

双子と分かったのはほんの双月前。
予定は5月半ば。
もしかしたら信長と誕生日が一緒になるかもしれないと思うと少しソワソワしていた。


三成「今度はどちらが産まれてくるのでしょう。歌恋様に似た女の子なら舞桜様に負けず劣らずの美しい姫君なのでしょう。」

秀吉「いや、御館様に似た男の子なら立派な武将になるかもしれない!」


信長「双子ならどちらも生まれてくれば問題ない。」
ドヤ顔で信長は言った。


さて、どちらが産まれてくるのか・・・

産まれてくるまで誰にもわからないのであった。
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