第21章 武将達のお守り日記*番外編*
秀吉「とにかくこれで、ひとまず機嫌が良くなればいいが…」
全員「うん。」
それからしばらくして舞桜が目を覚まし、とりあえず光秀が見ることになった。
「くくっ。子ども一人見るのなんて何が難しい。」
そう言って自分の部屋に連れていくと、、、
しばらくすると光秀が髪を乱れた状態で部屋を出てきた。
「だめだ・・・このままだと俺の心の臓が持たん・・・」
部屋の様々な物を触り口に入れようとするため、片時も目を離せず、着物は乱れ、髪の毛も乱れてヘトヘトになっていた・・・。
「舞桜・・・。お願いだから少しは大人しくしててくれ・・・」
「みちゅ(ひでー)」
背中を見せたせいで背中に乗られ、動けと言わんばかりにはしゃいでいた…。
家康「光秀さん・・・大丈夫ですか?・・・って・・・すごい姿ぷっ。」
光秀「おぉ、家康いい所に来た…、舞桜をなんとかしてくれ・・・。」
廊下に出ていた光秀を見て家康は笑いを堪えていた。あの光秀が1歳半の子どもに振り回されてるなんて・・・
家康「そろそろ夕餉だから、広間へ行きましょう」
そういうと舞桜をひょいと抱き抱えて、家康は広間へと向かった…。
光秀「部屋がみるも無残だ・・・。夜片付けるか…」
光秀は立ち上がり、着物を整え髪も手ぐしである程度直し広間へ向かった…