第19章 番外編~秀吉の恋模様~
それからすぐ信長、葉月の父にも許しを貰い秀吉の御殿で一緒に過ごしていた。
今日は久しぶりに秀吉が御殿に戻って来る日。
先日信長様に姫君が誕生したため、しばらくは信長様の代わりで忙しく戻れそうも無いと文が届き、今日は久しぶりに一緒に過ごせる日だった。
葉月「秀吉様まだかな…。」
手鏡で化粧や髪型に変なところは無いか確認する。
今城下の女子達で流行っている手鏡。
好きな布を貼り付け飾り自分だけの手鏡が持てると話題になっていた。
葉月も何も飾りが無かった手鏡に好きな布を貼り付け、耳飾りや髪飾りなどに使う花の部品を貼り付けたりしていた。
するとー
「葉月いるか・・・?」
待ちわびていた人の声が聞こえた。
葉月「はい。」
そう言って部屋の襖を開け、
「おかえりなさいませ、秀吉様。」と満面の笑で出迎えた。
秀吉「葉月・・・。」
(なんて可愛らしい出迎えなんだ・・・!)
「わっ・・・!」
そのまま葉月に抱きつき口付けを交わした。
葉月「んっ・・・。」
そのまま口を舌で割り開き入れていった。
「んっ…ふっ・・・ん。」
秀吉「帰った早々で悪いと思う・・・。でもお前が笑顔で出迎えあまりの可愛さに我慢が出来なくなった、良いかこのまま抱いても・・・・・。」
熱ぽい瞳で葉月を見つめる秀吉。御殿にきて一度だけ抱いたきり。本当はもっと時間を掛けてやって行こうとは思っていたが、さすがの秀吉もそんな余裕など無かった…