第19章 番外編~秀吉の恋模様~
葉月「そうなんですね・・・。でも嬉しいです。秀吉様がわざわざ作って下さったんですもの・・・」
葉月は大事そうにその物を胸に抱え、目を輝かせて秀吉を見た。
秀吉「なぁ、葉月・・・、その・・・なんだ、歳は離れてるしお前はまだ若い…。それでも良ければ…俺と・・・その・・・恋仲になってくれないか?」
秀吉の目が急に真剣になり、告白する。
葉月「えっ・・・?本当に・・・、本当に私で良いのですか…。秀吉様にはもっと素敵な方が・・・っ」
秀吉が葉月が言い終わらないうちに抱きしめた。
秀吉「お前がいいんだ・・・。俺はお前でなきゃ、お前でなきゃダメなんだ。」
葉月「んっ…///」
突然の口付けに一瞬葉月も戸惑ったが、スグに秀吉を受け入れた。
葉月「私も・・・、私も秀吉様の事が好きです……。お優しくて、かっこよくて、こうやって私の為に一生懸命になって下さる秀吉様が好きです……///」
秀吉「葉月・・・。」
秀吉はもう一度葉月に口付けをした。
二人の間に丁度夕焼けが辺り、二人の姿を橙色の光が包隠してくれた。