第2章 500年前の乱世と500年後の出会い
「私には敬語など使わず【三成】と呼んでください。」
ニッコリ笑ってこちらを見ている三成を見て歌恋は(すごいエンジェルスマイルだな…)と思った。
「そんな!三成なんて呼び捨てだなんて…。せめて三成くんでも、いい?」
「はい。もちろん喜んで!」
三成は飛び切りのエンジェルスマイルをむけてきた。
【石田三成】
織田軍の参謀役。豊臣秀吉に仕える。
物腰柔らかく、ふわふわした感じで天使のような笑顔が印象的。
歌恋はそれぞれの武将達の特徴などを記憶に留めておいた。