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【うたの☆プリンスさまっ♪】あなたの全てが好きだから
第4章 自分の想いと彼の願い
「……」
ふーと長く息を吐いた。そして、腰掛けていたソファにもたれて、目を右腕で覆った。
(きっと、残しといたからなのかな……)
ー藍くんの言葉を無視して、さっさと消しとけばよかった……。そしたら……。
ブーブー
その時、スマホのバイブ音が部屋に鳴り響いた。
(誰からだろ?)
私は目の上にあった右腕でスマホを掴んだ。
「……」
私はそのメールを見て、外へ出かける準備を始めた。
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