rain of fondness【黒バス/ナッシュ】
第14章 rain of fondnessⅤ-5
「ナッシュ・・・!ん・・・」
「ん・・・――フッ・・・いいぜ。約束どおり、オレにしたこと全部・・いや」
「!あ、・・・ッ・・んん・・」
「それ以上に・・・隅々まで可愛がってやるよ。・・・おまえをめちゃくちゃにしてやる――」
「ッ・・ぁ・・・、・・――」
優位で居られた時間に終わりが告げられる。
広がった目の前の現実は、名無しのそれに映るナッシュの姿と、彼の背後には、もう何度も見てきた天井。
組み伏せられたと認識するには事足りる。
この部屋に入った直後とまるで同じように、名無しはナッシュにその身を倒されていた。
「ん・・っ、ん・・・ナ・・」
「はぁ・・・、ん・・ちゅ――」
「!・・・、あ・・だめ・・・、や・・」