rain of fondness【黒バス/ナッシュ】
第45章 undress yourself.
―――。
――。
「ん、……!ン…っ……ふ、ぁ……」
「ハァ……、んっ……」
「!!わ……っ、ナッシュ…」
「汚れちまう……ちょっと乗ってろ」
「ッ……ん…」
執拗なキスを交わしながら、中に流れてきたナッシュの体液。
やたらとどきどきしてしまったのは、そのキスの所為だろうか。
それとも、いつもと違う場所や、自身の格好の所為だろうか。
ナカ達きした膣の締め付けに合わせてナッシュのそれが落ち着きを取り戻すと、彼は息を乱しながら、思い切って身体を横へと寝返らせた。
狭いベッドの上、正常位から騎乗位へというよりは、殆どナッシュは足を床に着けていた。
一方で主語を飛ばされた身としては、名無しは何が汚れてしまうか問いたいところではあったけれど、事後の甘い時間に自ら釘をさす気にはなれなかった。
が――。
「……ナッシュ…よかった……?」
「なんだ…聞くのかよ……ん…野暮だな」
「……っ、だって…」
「ハァ~……だからこんな早く達っちまったんだろうが……ん」
「!ん……ちゅ…」
「チュ……やっぱ、ここまで着たままヤったのは、あのとき以来かもな」
「、……そう…だっけ…ッ……それって…初…」
「ん?……両方だ。フッ……おまえ、さっきも思い出してたろ?丸分かりなんだよ」
「、……ッ」