• テキストサイズ

rain of fondness【黒バス/ナッシュ】

第43章 powder snow



「……」

「?……どうした」

「さっきの女の子……ナッシュのことすごく見てたなあと思って……知ってたのかな」

「あの女も混ぜるか?おまえ戻って声かけて来いよ」

「な……ッ…ばか…!」

「フッ……久々に聞いたろ?笑えねえジョークだ……――出会った頃みてえだな」

「え……?」

「いや。……さっさと行くぜ。降って来ちまう」


カウンターで注文した飲み物をピックアップする際、ナッシュは二人分まとめてそれを受け取り、自ら名無しに手渡した。
合流したタイミングは支払い時と重なっており、代金も、彼が財布を開けタイトに済ませていた。

何から何まで様になっていて、思わず悔しさのような感情さえ抱いてしまう……。

隣で見上げてみれば、カップの飲み口に触れ、コーヒーを飲むことで上下する首筋や喉仏が、ただの服する所作だというのに妙にいやらしく感じた。



/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp