rain of fondness【黒バス/ナッシュ】
第29章 rain of fondnessⅩ-4
「フッ・・・、また濡れてきたぜ・・、・・・ハハッ」
「・・っ・・・あん・・」
「いやらしいな・・・な、後ろから突くと全部見えるぜ・・・またこんなヒクヒク動いてよ・・」
ナッシュが名無しのそこに沈むと、ずぶずぶといやらしい音が俄かに浴室に響き、二人の性欲を駆り立てた。
腰を前後させピストンを与えれば、名無しの淫猥な声がすぐに上がり、触れていただけの掴めるわけもない壁を掴もうと、健気な両手が足掻きを見せる。
相変わらずうるさく感じた湯水の跳ねる音も、気にならないわけじゃない。
けれどそれよりも自分の律動で悶え、きゅんきゅんと膣を締め付ける彼女の姿を見つめることの方が、ナッシュにとっては今は重要だった。
肌を重ねる度、言葉で嬲る数が増え、ますます名無しは淫れてゆく。
ナッシュは、それが楽しくてたまらなかった。
「!・・・や、・・見・・・ッ」
「ハハッ・・・ほらな・・ゾクゾクしてやがる・・・さっきオレがココで遊んでやった時と同じ反応じゃねえか」
「、ッ・・・ちがうもん・・、ァ・・・」
「フ・・・違わねえよ・・、ヒトの射精煽りやがって・・・」
「ッ・・・・!!ひ・・」