rain of fondness【黒バス/ナッシュ】
第27章 rain of fondnessⅩ-2
「ひ・・ぁ・・・」
バスタブの中という状況なだけに、倒れ込めば、あっという間に身体は湯船に浸かる。
勿論、それを止めたのはナッシュだった。
彼は名無しを無理やり座らせると、片足を上げさせ、座した同じバスタブのふちに踵もつけさせた。
当然その足は広げさせ、淫猥な体勢をとらせたこともまた、ナッシュならではの計算し尽された言動なのだろう。
名無しは秘部をぴくぴくとひくつかせながら、ナッシュに包み隠さず、そこを見られていたことそのものにも興奮を覚え、ひたすらに荒く吐息を漏らした。
「ナッシュ・・・、だ・・め・・・それ・・ッ」
「ん・・・」
「っ・・・も、・・お湯・・・汚れちゃう・・から・・・」
「フ・・・オレのベッドはよくて、此処が汚れるのはマズいのかよ」
「・・っ・・そんな・・・!ひ・・」
「汚されるつもりでいるのもおまえらしいぜ・・・イカせてもらえると思ってやがる・・・フフ」