第2章 初期刀 加州清光②※R18

清光の止めどない花芽への愛撫に翻弄され、身体は絶頂へと駆り立てられていく。
ひゅうがは、身体の奥底からなんとも言えない何かが、出口を求めて湧き上がってくる感覚に身体を捩らせた。

「……っ、ん、清光ぅ……んっ」

「主、我慢しないで。主がイクところ、俺に見せてよ」

花芽を弄る指がさらに小刻みに動く。
細かく、激しい刺激にひゅうがはもう抗う術がなかった。

「……ひゅうが」

「あ、んんっ……っ、あぁ……！」

今、名前を呼ぶのはずるい。
耳元で囁くように名前を呼ばれ、ひゅうがは呆気なく達した。

何かが弾けたような感覚。
身体の力が一気に抜けるが、下腹部にはまだ、ビクビクと甘い痺れが残っている。

「はぁ……んっ」

「イク時の顔、すっごく可愛かった。……俺、もう限界」

清光はひゅうがの脚の間に入ると、自身の寝間着の帯を解く。
細身ながらも、鍛えられた男の身体が露わになる。
ひゅうがが清光の身体に見惚れると、見慣れぬものが目に入る。

「えっ……清光、なに……」

戸惑うひゅうがに優しく口付けると、両脚を抱え、硬く張りつめた雄芯を蜜口にあてた。

「はじめてだからね。きっと、痛いと思うからゆっくり挿れるね」

清光の雄芯がゆっくりと、花弁の中を押し広げ、蹂躙していく。
身体が裂かれるような痛みに、ひゅうがは顔を歪めた。
だが同時に、身体の中で何かが蠢く感覚に、腰が浮いてしまう。

「ひゅうがのなか、すごい熱くて、きゅっと締め付けてくる」

「ぃ……、んっ」

あまりの痛さに、泣いてしまいそうだ。
ひゅうがは覆いかぶさっている清光の顔を見ると、自分を見つめる清光の優しい眼差しに胸が締め付けられる。

「ごめん、痛いよね。こうしたら……少しはマシになるかな」

「……ぁ、！」

ゆっくりと出し挿れされなから、清光の指が花芽に添えられる。
先ほど達したばかりのそれは、また甘い刺激を求めるかのように、清光の愛撫に震えた。