第2章 初期刀 加州清光②※R18
清光の指が撫でるように花弁を上下に擦り上げる。
「あっ、だめ……っ、やぁっ」
擦り上げられる度に、身体の奥が疼くような痺れが駆ける。
ひゅうがはその痺れに耐えるように敷布を握りしめた。
「あーあ、ここもこんなに……ぷっくり腫れちゃってるよ?」
蜜液で濡れた清光の指先が、ぬるりとひゅうがの花芽を撫でた。
「ひっあぁっ……」
これ以上はもう、おかしくなってしまう。
身体の奥からくる疼きにひゅうがは不安がよぎるが、身体はもっとと言わんばかりに熱を帯びていく。
「主は厭らしいね、どんどん溢れてくる……主のここ、俺でいっぱいにしたいな」
清光は蜜口へと中指をツプんと挿れ、ゆっくりと沈める。
誰のものも挿れたことのないそこは、彼の指をぎゅっと包み込む。
「ひぁ……、な、何……ぁっ」
「やっぱりキツいな……ちゃんと慣らさないとね」
清光が指を抜き差しするたびに、くちゅくちゅと卑猥な音が響いた。
彼の親指が花芽を押しつぶし、くりくりと擦り上げると、さらに蜜液が滴り、清光の指を受け入れていく。
「俺の指、きゅっと締め付けて……主、気持ちいい?」
「あ、あぁ……だめぇ、清光……」
清光の指が二本へと増やされ、ゆっくりと焦らすように搔きまわす。
敏感になった花芽をぐりぐりと同時に責め立てれば、ひゅうがの身体はとめどなく疼き、ひゅうがは甘い吐息を漏らした。
「……そろそろほぐれてきたかな」
ぐちゅりと指を蜜口から抜くと、蜜液で濡れた指先で花芽をより一層激しく弄る。
「や……だめ、……これ以上っは……っん」
びくんと身体が震える。
押し寄せる甘い波に抗おうと、ひゅうがは唇をぎゅっと噛み締めた。