第11章 たきしめる 歌仙兼定※R18
歌仙はひゅうがに優しく微笑むと、彼女の両膝に手を掛け左右に大きく開く。
「あっ……歌仙!」
「ああ、こんなにぷっくりさせて……可愛いな。食べてしまいたいよ」
「やっ、みないで……ください。恥ずかしい……あっ」
歌仙は蜜口から溢れる蜜液を指先で掬うと、花芽をくりくりと弄りはじめた。
赤く熟した花芽は歌仙の愛撫でさらにぷっくりと膨れていく。
「んっ、……か、歌仙っ……あぁっ」
「あぁ、可愛らしいね。感じているひゅうがの表情も声も全部……」
歌仙はひゅうがの蜜液で濡れた手を見つめ、妖しく微笑んだ。
そしてひゅうがに見せつけるように舐める。
「ひゅうが、君の厭らしい姿をもっと僕に見せて」
ひゅうがの膝の間に顔を寄せ、蜜液溢れる淫靡な場所に口づけると、歌仙は尖らせた舌先で花芽を嬲り始めた。
「あっ……んんっ」
歌仙の舌が花芽をくりくりと弄っては、温かい唇が押し当てられ、ちゅっと吸い上げる。
ひゅうがの体はびくびくと跳ね、彼女の口から甘い声がもれた。
「だ、めっ……それ、やあ……んっおかしくなっちゃ……んっ」
「だめ、じゃないだろう?君のここは物欲しそうにひくついているというのに……」
くちゅりと歌仙の指が蜜口に挿し入れられる。
歌仙はそのまま舌の動きをやめることなく、花芽に舌を絡ませては、ねっとりと愛撫していった。