第11章 たきしめる 歌仙兼定※R18
「や、歌仙っ……私、あぁっ」
「そんなに反応して……可愛いね」
歌仙の愛撫にひゅうがは立っていることがままならなくなっていた。
顔を赤らめながら歌仙に縋りつくように立つひゅうがに微笑むと、歌仙は彼女の額に口付ける。
「彼も、君の可愛い姿を見たのかな?」
「本当に、一期一振とは何も……」
「じゃあ今度彼に教えてあげようかな……ひゅうがが本当はいやらしい子だって」
ひゅうがの肩に触れると、彼女の身体をなぞりながら歌仙の手が下へとおりていく。
歌仙はひゅうがの内腿に手を滑らせ、するりと下着の中に片手を差し入れる。
「あっ……やあぁ……っ」
「ほら、ここはもうとろとろだよ。ちょっと胸を可愛がってあげただけなのに……」
歌仙の指先がひゅうがの秘裂をぬるぬると擦る。
ひゅうがは歌仙にしがみつき、与えられる快楽に腰を揺らしていた。
くちゅくちゅと音を立て、ひゅうがの蜜液で濡れた指先が花芽を捕らえる。
「ここ、弄られるのが好きなんだよね。くりっとして、ひゅうがの愛液でぬるぬるだ」
「や……あっ、あぁ……んんっ」
「どんどん溢れてくる……僕はいやらしいひゅうがも大好きだよ。だから、もっと感じている顔を見せてくれるかい?」
そう言うと、ひゅうがの身体に手を回し彼女をぐっと抱き上げた。
歌仙はひゅうがを横抱きにすると、布団へと運ぶ。
「そろそろ立っているのが辛いだろう?それに、この方がひゅうがの可愛らしい顔がよく見えるからね」
ひゅうがを優しく敷布団の上に下ろし、彼女を横たわらせた。