第11章 たきしめる 歌仙兼定※R18
「君の体は正直だね。僕の愛撫でこんなにも蜜が溢れてくる。けど、まだ達するには足りないかな?」
「…………っ」
体を起こすと、中に入れていた指をぐっと抜き出す。
歌仙の手はひゅうがの蜜液でぐっしょりと濡れていた。
「厭らしい子だ……」
歌仙は指先で秘裂をなぞると、指の間に花芽を閉じこめる。
そして、そのまま押し付けるように小刻みに激しく刺激していった。
「こうして欲しかったのだろう?激しく弄って欲しいって、ここは言っているよ」
「あ、んんっ……!」
体を駆ける激しい快楽に、ひゅうがは堪らず逃れようと身をよじるが、歌仙は構わず花芽を弄り続ける。
「可愛いね、けど快楽から逃げてはいけないよ」
ひゅうがの耳元でそう囁くと、歌仙がさらに花芽を押しつぶしながら、振動を与えていく。
「あっあっ……んっあぁぁっ!」
休みなく与えられる刺激にひゅうがは敷布を強く握りしめると、ひときわ大きく声をあげ、ひゅうがは絶頂を迎えた。