第5章 日向の乱
第三体育館に着き、並んで挨拶する。
澤「挨拶!!!」
「「「「「お願いしあーす!!!」」」」」
日「でっ…でかいっ…!体育館もっ…人もっ…!!」
龍「お!戻ったか!腹治ったか!」
日向をチラッと見てさっきよりは顔色がいいのを確認する。
『澤村先輩、ちなみに青城ってどんなチームなんですか?』
澤「守備も攻撃も、全員の能力が平均して高いのが青葉城西だ。他校行ったら、どこでもエース張れるような奴が揃ってるらしい」
菅「ブロック強力で有名だしな…」
神妙な顔で話す2人に、龍が明るい声で言う。
龍「どうしたんスか、二人とも〜!それ引っ掻き回すための日向じゃないですか〜!なあ!」
そう言われ、日向が肩をビクつかせた。