第3章 入部試合
日「おおおおおーーーっ!!かっけぇぇー!!!」
目をキラキラさせながら日向くんはジャージを羽織った。
背中には“烏野高校 排球部”の文字。
いそいそと、影山くんも羽織る。
潔「たぶんサイズ大丈夫だと思うけど、なんかあったら言って」
日・影「「あザース!!」」
『はい、山口くん、蛍』
山「あざす!」
蛍「ども」
山口くんも嬉しそうにジャージを羽織ってチャックを閉めた。
『あれ?蛍は着ないの?』
菅「着てみろよ〜」
蛍「いや 僕は後で…」
龍「恥ずかしがり屋か!いいじゃねぇか着てみろ!」
先輩3人に言われ渋々蛍も着る。
1年生4人の姿を見て、わたしたちは嬉しくなった。
『龍…ついに…後輩ができたね…っ!』
龍「オレが先輩…!!」
思わず2人ガシッと手を組む。
それを見ていた澤村先輩がポンポンとわたしたちの頭をなでた。
そして、4人を見る。
澤「…これから…烏野バレー部としてよろしく!」
「「「「おす!」」」」