第3章 入部試合
潔子先輩とジャージが入っていた袋や段ボールをまとめていると、澤村先輩とスガ先輩がやってきた。
澤「…一応、ひと段落ついたな…」
「「『?』」」
澤「スガも田中も神山も…なんか色々やってくれたんだろ?」
菅「え?!」
まさかバレてるとは思っていなくて、2人でちょっと焦る。
『な、なにもしてないですよね、スガ先輩』
澤「ははっ。取り敢えず、丸く収まってよかった…ありがとうな」
『澤村先輩も!お疲れさまでした!』
わたしがそう言うと、潔子先輩とスガ先輩が、澤村先輩の肩をポンと叩く。
菅「お疲れっ」
澤「!?なんだっ?!オイッ」
澤村先輩の照れた姿が見れてわたしはちょっと嬉しくなった。