第2章 最強の味方
蛍「…」
月島くんは黙ったままで、名前間違ったんだと焦るわたし。
『え?!違った?ごめん!てっきりそうだって思ってたんだけど…』
蛍「いや、合ってますけど」
『んん?』
思わず首をかしげると、山口くんが説明してくれた。
山「いつもちゃんと名前呼ばれたことないよね、ツッキー!絶対ほたるくんって最初呼ばれ「うるさい、山口」
山「ツッキー、ごめん!」
『そうなの?じゃあ、わたしレアだね!と、いうことでわたしもツッキーって呼ぼうか「やめてください」
月島くんにキッパリと断られる。
『そうか。じゃあ、まぁ、仕方ないか。月し「蛍でいいです。行くよ、山口」
山「え、待ってよツッキー!」
そう言って2人は澤村先輩の元に行ってしまった。
『あ、そう。蛍…ね?』
はてさて…
置いてけぼりになったわたしはそう呟き腕を組んだ。