第2章 最強の味方
「あ、はい。山口です。雨丸中出身でポジションはMBです。えーっと…身長は179です。」
山口くんの自己紹介が終わり、澤村先輩が続く。
澤「とりあえず1年の2人には、基礎トレな!土曜日は試合するからそのつもりで。じゃあ、他はいつも通りで」
「「「しゃーっす」」」
バタバタと動き出す。
わたしはさっきの1年生の方へ行った。
『さっきはどーも、月島くん。』
蛍「ども」
『なかなかいい根性してんじゃん!いいよいいよ、わたしそういうの好き!笑』
笑いながら肩をポンポンと叩く。
月島くんはジッとわたしを見てた。