第13章 合宿 最終日
大地先輩は一歩前にでて、みんなを見る。
そして静かに口を開いた。
大「正直言って俺たちは顔合わせたばっかのメンツでデコボコでちぐはぐで、しかも今日がこのメンツでの初試合。そんで相手は未知のチーム…どんな戦いになるかわからないし、もしかしたら、壁にぶち当たるかもしれない。」
みんな大地先輩の言葉を真剣に聞く。
大地先輩はぐっと握りこぶしを作り、みんなに見せる。
大「でも、壁にぶち当たったときはそれを超えるチャンスだ!行くぞ!!」
「「「「「ぅオス!!!」」」」」
気合いの入った声に、わたしは鳥肌が立った。