第9章 GW合宿スタート

旭sideーーー

大地に言われて風呂に向かった神山を見送り、俺は押入れから布団を出す。

澤「とりあえず、そこ空いてるな」

そう言って指差したのは出入り口のドアの近く。
一人分布団が敷けるスペースはある。

「ここで大丈夫か？踏みつけたりしないか？寝ぼけたやつが踏んだり…」

俺がそう言うと、うーんと大地は唸る。

菅「や、でも寝るなら はじっこが安全だよなー」

澤「だよな」

「じゃあ、逆側にしたらどうだ？そっちなら大丈夫だろ」

澤「よし、そうするか！」