第9章 GW合宿スタート
各自自分の場所を取って布団の上に乗っかってるし、新しい布団の方が神山もいいだろうと思って俺は布団を持って移動する。
大地もスガもそう思ってたみたいで布団をズラすように指示を出す。
「できた」
敷布団・シーツ・掛け布団・枕全てセットをする。
顔を上げると大地がまた考え込んでいた。
「?大地どうしたんだ?」
スガに聞くと「香の隣を誰にするかで悩んでるらしいよ」と俺に耳打ちする。
確かに。
でも、1番安全な大地でいいんじゃないか?と思って俺はそれを言おうと
「なぁ、となりはだ「旭、お前神山の隣な」
俺の名前を言う大地。
「え?」
思わず固まる。