第8章 にしの屋
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数分前の出来事を思い出し思わず遠い目をする。
潔「2人で着たら変な感じになるよね」
『むしろ、2人きりの時しか着れません』
潔「絶対勘違いされるよね、アレ」
『好奇な目で見られます。絶対。』
旭「え、逆に気になるんだけど」
力「とりあえず、香着てみろって」
潔子先輩を見ると頑固拒否の表情。
逆に期待する目がそこら中に。
いつの間にか部室に置いてきたはずのTシャツが目の前に差し出されてるし。
たぶん、夕が走って取りに行ったとみる。
わたしは観念して着替えることに。
『〜〜〜〜っ部室なんかで着れないから、トイレで着替えてきます!!』
バタバタバタと走ってトイレに向かう。