第7章 守護神とエース
旭「スガァーーーーーッ!!!」
菅「!」
旭「もう一本!!!」
菅「旭…!!」
スガ先輩からフワッとトスが上がる。
旭先輩の目の前には三枚ブロック。
でも、後ろには夕がいる。
旭先輩はいつものように助走し高く跳んだ。
その姿には迷いなんて感じない、力強い姿。
ドガガガンッ!!!
旭先輩の打ったボールはすごい音をさせて相手コートに落ちた。
『ナイス!旭先輩!!かっこいいー!』
菅「ナイス旭っ!西谷も!!」
スススッと夕が旭先輩の近くによる。
その顔はニヤつくのを押さえてるような顔で。
旭「…お前らも…ナイストス、スガ。西谷もナイスレシーブ」
3人が嬉しそうな顔で笑ってる。
わたしはそれを見て涙が溢れた。