第7章 守護神とエース
力「ぅおい?!香?!何泣いてんだよ!」
『なっ、泣いてないし別に…』
力の声に反応した夕が試合中なのに走ってくる。
夕「なーにー?!香!大丈夫か?!なんで泣いてんだよー?!」
それにつられて龍も寄ってきた。
『うるひゃい泣いてないもん』
龍「わかる!わかるぜ、香!!オレも同じだー!!!」
ひしっと龍がわたしに抱きついた。
夕「なんだよそれ!俺もまぜろぃ!!」
そこに夕も加わり、2人に抱き締められてる状態になる。
『なにこれー』
澤「こらー!そこでなにやっ…!!ッオイ!離れろ!!」
大地先輩が焦りながら走ってくる。
バリバリっと2人を剥がして、服の裾でわたしの涙を拭いてくれた。