第7章 守護神とエース
烏「ん?何だお前、どうした?」
夕に話しかけているのに気づき、大地先輩がコーチに出られないことを伝えようとする。
澤「あっ、すみません、そいつはちょっと…」
烏「何だ?ワケありか?怪我か?」
澤「いや、そうじゃないんですが…」
烏「なんだよ?怪我じゃねえの?じゃあ、町内会チームなら入れるか?こっちのリベロは仕事で来られねぇんだわ」
チラッと夕をみて大地先輩は頷く。
澤「あ、それなら…スミマセン…」
わたしはホッと胸をなでおろし、人数分のドリンクを作りに行こうと思って出入り口の方に向かった。