第7章 守護神とエース
翌日
HRが終わった瞬間カバンを持って夕が立ち上がる。
夕「香!体育館行こうぜ!」
『夕、すごいテンション高いねー!』
夕「久しぶりの部活だぜ?!テンション上がるっての!!」
『わかったわかった!行こか!』
夕はピョンピョン跳ねながら歩く。
可愛いなぁとか思いながらわたしはそれを追いかけた。
体育館に近づくとボールの音と、騒がしい声。
『あの声は…日向と影山くんかな?』
夕「1年か?!やる気ある奴らだな!よっし!!」
夕はシューズを履き替えて入り口に立つ。
そして学ランと荷物をパッと手から離し中に駆け出した。