第7章 守護神とエース
『ごめんごめん!』
急いでバスに乗り込む。
日「香さん!守護神ってどんな人なんですか?!」
キラキラした目で日向が聞いてきた。
レシーブの話から、夕の話になったのかな?と想像する。
『かっこいいよ。烏野の守護神!すごく大きな存在でね』
龍「まぁ、一週間の自宅謹慎と約1ヶ月の部活禁止だったけどなー」
日・影「!?」
日「ふ、不良!?」
龍「ちげぇよ」
『ちょっとアツすぎるだけでね、いい子なんだよ。』
龍「それにアイツはな烏野で唯一天才と呼べる選手だ!」
澤「ソイツが戻ってきたら“先輩”って呼んでやれよ日向」
『龍みたくバカ喜びするよ、絶対』
龍「香、お前バカって!!」
バスの中は学校に着くまで“守護神”の話で持ちきりだった。