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【イケメン戦国】僕は恋なんてしない!

第13章 誰よりも強い、織田信長様



本当に猿は騒々しいな。と心の中で思いながら


信長『大事ない。
俺が勢いよく襖を開けただけだ。』


秀吉『本当でございますか!?
もしや曲者でも現れたかとっ!』


信長『仮に曲者が現れたとて、この俺が易々とやられるとでも?』




ヒヤリと冷たい視線を秀吉に向け
黙らせる。




秀吉『い、いえっ!
決してそのようなことはありませぬっ!』


信長『では下がれ。』


秀吉『はっ!』





信長の指示に従い、
無事を確認した秀吉は天守を後にした。






信長『行ったぞ。出てこい。』


『わー!
信長様、助かりましたっ!』




お金はないですが、何かお礼をさせてくださいっ!
と信長に問いかけた。




信長『褒美、ということだな?』


『え、あ、まぁ。
そういうことになりますね?』


信長『ふむ、暫し考えおく』




決まり次第貴様に言おう。
それまで待つように言われた。




『じゃあ、僕は少し城内の散歩してきます。
大変、お騒がせ致しました。』



ぺこりと頭を下げ、



信長『貴様は飛んだ鉄砲玉だな。』



『なんとでもー!』




そう言葉を残して
朝日は踵を返して出ていった。


そしてまた、碁を打ち始める。
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