第11章 最初は政宗から?
『昼餉、食べましたね。』
政宗『よく食うのは良いことだ。』
『お腹いっぱいです、政宗さん。』
政宗『寝るか?』
『秀吉さんに怒られるかも?』
政宗『それは御免だな』
『僕もです』
こうして、他愛もない会話をした
不意に稽古がしたくなり
『政宗さん、剣術の稽古……』
政宗『おっと、その誘いは有難いがダメだ。』
『まだ剣術の稽古としか言ってないです』
政宗『その先は言わなくてもわかる。』
『バレますか?』
政宗『俺に騙しが利くと思うか?』
『思わない、です。』
政宗『じゃあ、やらないことだな。』
『そうしましょう。』
政宗『夕餉まで、会話でもしてるか。』
『そうしましょう。』
夕餉まで会話をすることにした
僕と政宗。
とても楽しかった。