第11章 最初は政宗から?
政宗『お前の志はとても良いことだ。
けど、頑張りすぎだ』
少しムッとした表情をしてる政宗
『頑張りすぎてないよ?
普通にしてるだけ、御先祖様のように!』
政宗に笑いかけた
政宗『じゃあ、その御先祖様の俺から一言な』
この時代にいるときくらい、当主のことは忘れろ。
そして、思う存分甘えて楽しめ。と言った
『はっ!承知しました!』
御先祖様の命とあらば、謹んでお受けします!
笑顔で答えた
政宗『よし、いい子だ。
厩に着いたぞ』
『あ!馬が沢山……!
皆綺麗ですね!』
政宗『此処では、俺達の馬を世話してくれる人がいるからな。
おーい!』
?『はい!
あ、政宗様じゃないですか!また来たのですか?』
政宗『またとは、なんだ。またとは
今日は朝日も連れてきたんだ』
?『朝日様もですか!
お初にお目にかかります、俺は厩の世話をしてる太郎です。』
ぺこりと頭を下げられる
『政宗さんが仰られたように、僕は朝日と言います。
馬が好きなので、時々通ってきてもよろしいでしょうか?』
はい!と元気に返事をされたことが
とても嬉しかった