第11章 最初は政宗から?
ドタドタドタッ!(廊下を走る音)
『ふふ!
秀吉さんに怒られちゃいますね、政宗さん!』
政宗『そんなことより、やりたい事をやるって言う信念を貫くんだろ?』
『そうです!
父さん、父上がよく言われてたんです!』
己の信念を貫け、信じる道を曲げてはいけない。と
いつも言ってました!
政宗『俺もそう思う、塞ぎ込んでたって仕方ない、
美味い飯を食って、やれることをやる。』
そうした方が、後悔とかしないだろ?という政宗
その通りだと僕も思う
政宗『もう少しで着くから、歩くか』
『はっ!承知しました!』
政宗『お前なぁ、女なんだから
そう言わなくていいんだよ。』
『いいんです。
伊達家を継いでから、男として貫いてます』
政宗『そうなのか?
女でも、継げるような世の中になったか?』
『なりました。
だから、僕は男として、当主として……』
自分の信念を貫いて生きているんです!
そう、伝えた