第10章 急な発熱って辛い
サァー……と口の中へ薬を流し込む
そして水を飲む
ゴクッ……(水を飲み込む)
『ん、はぁ……。
これ、苦い……。嫌い……やだ……。』
家康『我慢して、発熱出す方が悪い。』
スッ……と僕の身体を横にしてくれる家康
横になると背中がズキっと痛む
『っ、はぁ……。
頭が痛い、背中が痛い、熱いです……。』
政宗『仕方ないだろ、背中痛いのは
秀吉がやったこと。
発熱が出たのは、お前が頑張りすぎたからだ。』
秀吉のことはおいといて、
無理しすぎて、熱出すのはやめろ。
という政宗
『ん、ありがとうございます……。』
家康『多分、そろそろ寝ると思うんで
俺戻りますね。』
政宗『あぁ、ありがとな。』
スッ……と襖をあけて廊下に出る家康
俺は此奴が寝るまで、傍にいた
『眠気が……』
政宗『傍にいるから、寝とけ。』
そういうと、朝日は俺の袖を握り
静かに眠りについた